Cuba~ラテンの旅 Ⅱ
キューバを旅している時、ずっと佐藤さんの事が気がかりだったんです。
だって日本人の男性じゃないですか、それもイギリス経由のラテンダンスをやっていて、その人が南米に行って現地の女性を踊りに誘って
楽しい時間を与えてあげないといけない訳じゃないですか
その困難な状況にどう立ち向かっていくのかなと、、
男性が踊って下さいと行くわけで「踊って」と言ってくる女性はいないので、誘いに行くと上から下まで見られて、じゃ踊りましょと言う世界に
放り込まれるわけじゃないですか、そこはもう一対一の対峙なわけですよね
しかも南米の人は自分達の踊りにプライドを持ってますし、、、
これは一体どういうことになるのかな、と思っていたんですが
私もダンスの技術の事は分からないので雰囲気しか見ていないんですけど
佐藤さんの、現地の女性の誘い方だとか、踊っている時の表情だったり
笑顔だったり、この人は女性を大事にするって事を
ダンスで表現する人なんだなって、思ったんですよね。
言葉も通じないんですよ、もちろん
ただかかる曲に合わせて必ず相手の彼女の事をずっと見ているんですよね
それで優しいんですよね、その手が
で、笑顔なんですね、それもかっこつけた笑顔じゃなくて
あなただけを見てますと言うような、、
包み込むように踊っているんですね
競技ダンスのストロングとか男らしく云々と
言うのとかけ離れているんですよね
それが、佐藤さんがナチュラルに出来る人間性をもったダンサーだったので
すばらしく美しく見えたんですが、あまりにもナチュラルだったので番組上は際立って見えなかったかも知れないんですけど、
なかなか日本人の人が出来ることじゃないなって思ったんですよね。
以下続く