Cuba~ラテンの旅 Ⅰ
2000年競技ダンスの
世界から引退しラテンダンスの源流を求めCubaへ
当時のディレクターに話を
聞いた
今から思えば佐藤さんはCubaを旅するには一番
いいダンサーだったんですけれど番組的には一番いけない人だったような、、(笑)
競技ダンスを知った時、南米のダンスをイギリス経由で日本人が踊る!?それってどうゆう事なんだろう?いわば日本舞踊をインド経由でイギリス人が学んでる感覚?でもそれが文化として日本に根づいて世界選手権まで
やっちゃうの?とか皆イギリス、イギリスって言ってどうして南米に
勉強に行かないの?何を持って本物としてるんだろうか、とか
何かそこに捻じ曲りを感じてCubaの企画を立てたんですけど、、
佐藤先生達は最初からCubaにのめり込んでいたので、私のその疑問
何で日本人がイギリス経由のラテンダンスを?
というのには、例えばイギリスのラテンダンスが本物のラテンダンスだと
盲目的に信じていて、aushentic(本物の、真正な)物に何の興味も
持っていないようなチャンピオン、という人を連れて行ったほうが
衝撃度は高くて、番組的には振れ幅が大きかったんですよね
それこそ自分は一体何をやっていたんだ、、、
というとこまで感想として行けば面白い番組になったと思うんですけど
佐藤先生達だったから『やっぱりこれだ~!』っていう番組に
なっちゃったんですよね(笑)
見てる人は置いてかれてしまったような、、、
あぁ佐藤先生はこっちに行きたいのね。終わり、、、みたいな
番組の企画という点ではどうだったんだろうなというのはあったんですけど、佐藤先生は一緒に旅をする人というのでも、一緒に旅をするダンサーという意味でも最高でした。
以下続く